Shopifyの商品ページに発送予定日・出荷目安を表示する3つの方法
Shopifyの商品ページに発送予定日・出荷目安を表示する手順を、商品説明文への直書き・メタフィールド+カスタムLiquid・アプリの3つの方法に分けて説明します。営業日や祝日をどう扱えるかも方法ごとに整理します。
公開日:
「お届けまでどのくらいかかりますか?」という問い合わせは、答えが商品ページに書かれていないことから生まれます。発送までの目安が見えないことは、1件ずつの問い合わせ対応の手間になるだけでなく、購入をためらう理由にもなります。一方で、Shopifyには発送予定日や出荷目安を商品ページに表示する標準機能が用意されていないため、何らかの方法で自分で追加する必要があります。
この記事では、Shopifyの商品ページに発送予定日・出荷目安を表示する方法を3つ紹介します。
方法1: 商品説明文に直接書く(標準機能)
最も手軽なのは、商品の説明文に出荷目安の一文を書き足す方法です。
- 管理画面の左メニューから「商品管理」を開き、対象の商品をクリックします。
- 「説明」欄の末尾に、次のような一文を追記します。
ご注文から3営業日以内に発送いたします(土日祝を除く)。
- 「保存」をクリックすると、商品ページの説明文にそのまま反映されます。
追加のツールが不要で、数分で始められるのがこの方法の利点です。ただし弱点もはっきりしています。まず、商品ごとに説明文を書き換える必要があるため、リードタイムが変わるたびに全商品の修正が発生します。また、「7月31日までに発送します」のような具体的な日付を書くと、翌日にはもう古い情報になってしまいます。実際には「◯営業日以内に発送」という幅のある表現にとどめるしかなく、連休前の「◯日以降の発送になります」といった案内も、そのつど手で書き換えることになります。
方法2: メタフィールド+テーマのカスタムLiquidで表示する
説明文の中ではなく、価格の近くなど決まった位置に整った形で出荷目安を出したい場合は、メタフィールドとテーマエディタを組み合わせます。文言の管理を商品編集画面に集約でき、表示位置と見た目をテーマ側でそろえられます。
まず、メタフィールドの定義を作ります。
- 管理画面の「設定」→「カスタムデータ」を開き、「商品」をクリックします。
- 「定義を追加する」をクリックし、名前を「出荷目安」、ネームスペースとキーを
custom.shipping_leadtime、コンテンツタイプを「1行のテキスト」にして保存します。 - 各商品の編集画面を下までスクロールすると「メタフィールド」欄に「出荷目安」が表示されるので、「3営業日以内に発送」のような文言を入力して保存します。
次に、テーマエディタで表示を追加します。
- 「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」でテーマエディタを開きます。
- 画面上部のテンプレート選択から「商品」→「デフォルトの商品」を選びます。
- 左サイドバーの「商品情報」の中で「ブロックを追加」→「カスタムLiquid」を選びます(DawnなどOnline Store 2.0テーマで利用できます)。
- カスタムLiquid欄に次のコードを貼り付けます。
{% if product.metafields.custom.shipping_leadtime != blank %}
<p>{{ product.metafields.custom.shipping_leadtime }}</p>
{% endif %}
- ブロックをドラッグして価格やカートボタンの近くに移動し、「保存」をクリックします。
コードを書きたくない場合は、カスタムLiquidの代わりに「テキスト」ブロックを追加し、動的ソース(入力欄右上のアイコン)から作成したメタフィールドを挿入する方法もあります。表示できる内容は同じです。
この方法の弱点は、表示できるのがメタフィールドに入力した固定のテキストである点です。「◯月◯日までに発送」のような日付を自動計算して出すことはできません。Liquidの date フィルタを使えば「今日の3日後」のような単純な日付は出せますが、土日・祝日・お店の定休日は一切考慮されないため、連休を跨ぐと実際より早い日付を表示してしまいます。ページがキャッシュされて古い日付が残ることもあり、日付の断定表示には不向きです。また、商品ごとにメタフィールドを入力する手間は方法1と同じように残ります。
方法3: テーマブロックのアプリで自動表示する
営業日を考慮した具体的な日付を自動で出したい場合は、専用アプリを使う選択肢があります。私たちが開発している「出荷目安・入荷予定表示」は、テーマエディタでブロックを1つ追加すると、日本の祝日・お店の定休日・注文締め時間に対応した営業日計算で「◯月◯日までに発送予定」の日付を商品ページに自動表示します。無料プランでは全商品一律の出荷目安を、Growthプラン($4.99/月)では商品タグやメタフィールド別のリードタイム、地域別のお届け目安、在庫切れ時の「入荷後◯営業日で発送」への文言切替、臨時休業カレンダーを利用できます。表示ブロックは外部へのリクエストを送らない設計のため、ページの表示速度に影響しません。日付が毎日自動で進み、祝日や連休も計算に含まれる点が、方法1・2との違いです。
まとめ
- 商品数が少なく、「◯営業日以内に発送」という表現で足りるなら、方法1の説明文への直書きで今日から始められます。
- 表示位置を整えたい・文言を商品ごとに管理したい場合は、方法2のメタフィールド+カスタムLiquidが向いています。
- 祝日や定休日を考慮した「◯月◯日」の具体的な日付を自動表示したい場合は、方法3のアプリが向いています。
まずは方法1か方法2で出荷目安の一文を置くだけでも、「いつ届く?」の問い合わせを減らす効果はあります。営業日ベースの日付表示まで進めたい場合は、出荷目安・入荷予定表示の詳細をご覧ください。